とにかく、私は日本に帰りたいです。
Writingはまだしも、私のSpeakingは全然聞き取ってもらえないようで、何度も何度も聞き返されて、そのうち、向こうもイライラしだすし、それでこっちはどんどん焦るし…
まだ授業も始まってないのに、もう授業に出るの止めて、日本に帰ってきたいです。これ以上、誰とも話したくない気分…
アメリカナイズされた人々にとっては、英語が話せないというのは、若干、受け付けがたいことなのだろうと思います。テーブルの中で、会話が分からなくて、「ん?」って顔で聞き返しても、「まぁまぁまぁ」って感じで会話がどんどん進んでっちゃうし。なかなかつらい経験です。
でも、ふっと思い返してみて、もしかしたら、私も今まで人にそういう思いを強いていたかもしれないと思いました。
「勉強が分からないってこと自体が、よく分かんないな」って思ったこともあるし、
「一人の分からない子に合わせて、勉強会グループ全体の進行速度を下げるのも、他の子に悪いかな」って思うかもしれないし。
「効率性」が大事だとずっと信じてきたし、一人の落伍者に合わせるよりも全体の効率性を上げる方が、社会全体に付加価値があるとずっと信じてきたし、今でもそう思うところはあるけれど。でも、「やさしさ」というのは、人間が持ちうる資質の中で、最も大事なもののひとつなんじゃないかと、ここに来てしみじみ思いました。ま、自分がマイノリティの側に入ってから、マイノリティへの優しさが大事っていうのは、ちょっとセコいですけどね(笑)。
とにかく、スピーキングの向上が目下の課題です。
多くの日本人と同様に、私の場合には、「子音の塊」が鍵です。日本語の場合には「子音」「母音」「子音」「母音」という形です。「母音」のところでは、舌は大きくは動きません。だから、全体として口の中の動きは少ないんだと思います。
それに対して、英語の場合には、「子音」「子音」「子音」「母音」という形が、ざらにあります。そして、各「子音」は舌を歯の裏に当てたり、口蓋に当てた り、唇を噛んだり、とにかくすさまじく忙しい。これのすさまじい口の動きに慣れることが、とても重要なのだと感じてます。
文章を声に出して音読するといいそうです。他にも役に立ちそうな英語の練習方法が見つかったら、ご報告しますね。
とにかく、例によって例のごとく、「量」をこなす作戦をとる予定!これは私の得意分野。1か月後をお楽しみに♪